社長や事業主にとって、「考える時間」を確保することは、単なる作業ではなく、ビジネスの方向性を決め、成長を促すために不可欠なものです。しかし、日々の業務に追われると、この時間を意識的に確保するのが難しくなります。
だからこそ事業主は、「思考の時間」を守る仕組みを作る必要があります。
それなのに、楽をしているように見えます。これほど皮肉なことはありません。
誰だって年がら年中キーボードに向いているわけではないし、人と会っているわけでもありません。
忙しそうにしていないだけで、本当は何よりも難しい仕事に集中していることもあります。
それは思考を巡らせることです。ビジネスについて思考をします。
ビジネスを設計するには、多くのエネルギーと集中力を要します。
人間は本能的に仕事をすることで、気を紛らわしています。骨の折れる仕事よりも、懸命に思考する方が難しいというのは、 おかしな話に聞こえるかもしれません。でも、実際そうなんです。
事業主が目的にすべきは、
「実践ではなく、仕事をこなす方法を思考すること」
だと思います。 あなたの目標は片付けることではありません。 あなた以外の従業員にどうやって仕事を片付けさせるかということを考えることです。
「仕事をこなす」のではなく、「仕事をどうこなすべきか考える」という考え方は、システム化やチームマネジメントに直結します。この思考を持ち続けることが、長期的な成功に繋がるのだと思います。
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